第403話
《冬ごもり……》
2013年11月27日
冬眠ではなく冬ごもり
だって毎年11月から
少なくとも12月からは雪景色
それが4月中ごろまでは続くんだから。
いくら雪道に慣れてるっても
その期間は車の運転したくない
「高速道路なんて絶対!」
っていう人も多く
移動したとしても近くでの買い物
どうしても出不精になるし
それが冬ごもり。
院内だって同じだよ。
患者さんはベッドから離れたがらなくなるし
それじゃ体が回復しにくいし
といって「リハビリ」だけじゃ足りないだろうし
だから
「自ら何か動きたくなるような
そんな事を考えないと」
って。
「これからのシーズンは病院内全体が
イベントぽくないと」
って、色々な企画を。
その第一弾が演芸大会でした。
「どじょうすくい」にエトセトラ
8番まで演目があって
集会場・イベント広場は熱気ムンムン
拍手喝采、大盛り上がりでした。
それに各病棟では日常的にイベントがあるし
院内保育所の子供たちの訪問
その一緒のゲームもあるし
各病棟の廊下には色々な絵画飾りもあるし
患者さんたちもスタッフも大忙しだよ~!!
第402話
《話し上手(じょうず) 聞き上手》
2013年11月25日
内弁慶(うちべんけい)
これ、両親が私に。
家族や親しい人とは
放っておいても良くしゃべるのに
知らない人、初対面の人とは
いえ相手が男性でなくても
急におとなしくなって。
「借りてきた猫」状態だって。
これを内弁慶って言うらしく
ただ何でそんな変な呼び名なのかまでは
知らないのだけど。
話し上手な人を見ると
ホントうらやましくなります
で、「そのコツを」って
今回何人かに聞いてみたのだけど
「この人は天性」
と思っていた人も
返ってきた答えは意外や意外
みんな「自分はおしゃべりではない」
って。だけど
「う~ん。それ信じられない」
私も周りのみんなも最初は。
だけど良く聞いてみると今度は
「なるほど」って。
で結論を言うと、話し上手な人は
みんな聞き上手なこと。
自分の話したい事より相手に色々な質問をする。
そして返ってきた答えに対し
更にまた質問を重ねていく。
そうすると自然と会話のキャッチボールになるって。
ただし、どんな相手にも合わせられるように
「日頃から自分も色々な情報・知識を
そして雑学も知っておくこと」
そうクギもさされちゃったけどね。
第401話
《子供たちはいま……パート??》
2013年11月22日
駅ノートの事と同じで
これもまた何回目かわからなくて。
院内保育所「のびのび」
最近、院外からの子供も多くなってるとの事。
この名前は卒園生の姉妹が名づけ親で
その名の通り、みんな「のびのび」
人なつっこくてカワイイ笑顔
だから東京からのスタッフも大感激
だけど同時に
「大丈夫かな、こんなに人を疑う事を知らないで」
って不安も感じたんだって。
都会に限らず多くの地域では
「知らない人と口を聞いてはいけない」
「道を聞かれても近づいてはだめ」
とか、学校でも家庭でも
「相手が笑顔でも疑え、物はもらうな」
と教えるんだそうです。
確かに、テレビや新聞で
誘拐とか、こわい事件が報道がされるけど
それじゃあ絶対人間不信の人になるよね。
でも大丈夫
「のびのび」の子供たちは変わりません。
旅の人、子供たちに
感謝の気持ちを言ってあげてください。
写真も撮ってあげて下さい。
みんなステキなポーズをするからね。
以前にも書いたけど
北海道では小説が書きにくいんだそうです。
小説は喜怒哀楽の内
怒(いかり)と哀(かなしみ)が
強ければ強いほど書きやすいと。
だけどその怒と哀が、人からも街並みからも
全く感じないんだそうです。
でも良いんだそうです。
それが北海道の素晴らしさだからって。
第400話
《けっこう続いてるだね
ガンバッテるじゃない って》
2013年11月19日
そうでしょ?
第400話だよ400話。
当初の予定では1年間50話くらいで終わり
って説明を受けていたし
私だってその時は
「えっ、50話も!?」
って、正直
「そんなに書けるかな?」
って思ったし
実際始まってからも
当初は書く内容捜しに苦労したし
特に写真なんて
「どうしよう」
ってホント困ったし
なのにそれが今回で第400話
毎日書いたって365話だからね
自分でも
「すごい~!! エライ~!!」
って思うもの。
だから周りから
「ガンバッテルじゃない」
と、私にはめずらしくほめ言葉。
ただ
「あんたにしてはね」
って言葉もついてるけどね。
それに
「これいつまで、何話まで続けるの?」
ともよく言われるんだけど
これは私にもわかりません。
ただ「何か写真くださ~い!!」
って、みんなにお願いしてるんです。
「写真さえあれば何とか」って。
ガンバルぞ!!
第399話
《家に帰って まず一杯……!!》
2013年11月16日
この意味わかります?
そうです、字のとおり
まず一杯、ビールなんです。
わたしのこと?
それは違います。
一応、飲むことは飲むんだけど(第51.78話)
毎日ではないし
それにもう少しあと
食事の時だから。
でも、かといって
男性スタッフの事でもないんです。
かよわき、美しき女性の話。
最近知ったんだけど
仕事が終わって家に帰って
まずビールを一杯
そんな先輩がけっこういるっていう事。
00科長や00主任(第284話)もそうだって。
で、どうしてかって聞いてみたら
その一杯で
仕事モードからニュートラルに戻るんだって。
そしてほっと一息ついて
今度は家事モードになれるんだって。
言われてみたらそうかもって。
人の生命を預かっている仕事
いくら明るくふるまっていても
絶対気が抜けないし
ずっと緊張感の中で時間を過ごしているから。
だからなるほどって。
わたしもいずれ「まず一杯」になるかもなって。
この話、まだまだ言い足りない気がするから
またの機会にもね。
第398話
《突然冬がやってきて……》
2013年11月14日
ホント、突然っていうか
急に白い世界
朝日にかがやいててまぶしくて
だけど心の中は
「ああ~~」
って、ためいき、複雑な思い。
だって、これから4月後半まで
5ケ月あまり続くんだよ。
雪がめったに積もらない地方からきた人が
「雪だ!」
って感激してたけど
ここ新十津川町の人にとっては
「うそ!」
信じられない~~ だよね。
でもこの「突然冬が!!」
っていうのは
全国的なんだってね。
昨日テレビのニュースで言ってたもの
東京でも最低気温が6度だったって。
ただそれも新十津川町の人にとっては
「暖かそう!」
ってなるかな?
滝川市に石狩川を越えていく手前
金滴酒造の前の塔に温度計があるんだけど
一昨日の夜8時には
もうマイナス4.3度だったから
たぶん深夜には
マイナス5度以下になったと思うから。
「そうそう、マイナス20度だってあるんだから
まだ暖かい方よ」
って、これ目の前で美味しそうにお弁当食べてる
00さんの意見です。
第397話
《やっぱり雪 初雪だよ~!!》
2013年11月11日
さむ~い!!
朝、カーテンを開けたら真っ白
一面雪だものね。
やっぱりというか、とうとう。
昨夜、9時ころは降ってなかったけど
寝ていて何か静かだったから
たぶんの深夜から降り始めて
そして今も
天気予報、大あたりでした。
今後の予想だけど
しばらく降ったりやんだり。
ただ今降ってるのは湿気の多いボタン雪だから
「まだ根雪にはならないだろう」
っては思うけど
去年はそのまま4月までとけなかったからな。
今朝はほんとあせっちゃった。
車の車庫出しも大変だったけど
コートを準備してなかったから
時間を気にしながらあれこれ引っ張り出して
車に15センチほど積もった雪も落として
あわててスタート。
だって今月はずっと暖かく
ここ3,4日、寒いって感じになったんだから
わかっていてもちょっと油断。
でも一番気をつけなくてはいけないのは初雪時
雪を良く知っている中空知の人だって
雪慣れしていないというか
感覚がまだ戻っていないから事故が起きやすいんです。
そういえば
札沼線(学園都市線)の1番列車も
多少遅れていたものね。
旅の人、ちょっと?寒さはガマンして
車窓のステキな白い世界
ぜひ楽しんでくださいね!!
第396話
《駅ノートを読んで パート⑦》
2013年11月9日
これパート⑦になってるけど
駅ノートの事をこれまで何回とりあげたか
本当はよくというか(第64話でパート③)
正確には私もわからないんです。
結構何回も書いたから
たぶん⑦回目くらいだろうって。
「それ、書く前に調べたらいいじゃない。
いいかげん」
って言われそうだけど
「確か00のころ書いたはずだし……」
って、いつもそんな感じだから。
でもこれ、私の日記では
取り上げ回数が多いはずなんです。
それだけはインプットされているんだから。
なぜかって?
それは私が駅ノートをほぼ毎日読んでるから。
だから駅ノートに書き込みがない時は
ほんと、がっかり。
これ私だけの事だけでなく
空知中央病院広報委員会メンバーはもとより
スタッフ200名全員の思いなんです。
だって全く知らない人同士がが
新十津川駅という接点を持って
駅ノートを通じて心が通いあってるんだから。
だからそれがどんな内容であっても
たった一行の書き込みであっても
みんな大感激なんです。
以前は気にしてはいけないからと(第104話)
アクセス場所やその数を教えてくれなかったんだけど
最近それも日々教えてくれるようになって
「へえ、この町からも」
って、さらに大感激~!!なんです。
第395話
《チューリップ植え ほぼ終わったよ~!》
2013年11月7日
この「ほぼ」っていう言葉
けっこうあいまい?
だよね?
でも「ほぼ」なんです。
というより予定面積は全部終わったんだけど
500個くらい球根が余ってしまって。
一応計算をして発注したんだけど
途中足りなくなっては困るからって
少し多めに。
という意味でいえば
4万8千個の中でこの500個という数字は
予定の面積計算が
やっぱり「ほぼ」正しかったっていう事だよね。
なんて、とりとめのないいつもの会話
たださすが仕事中にはできないから
だいたいが昼休みの食事中。
この昼食というかお弁当タイム
どこの職場でもそうだろうけど
誰もがほっとリラックスできる時間
看護控室、食堂に集まる人
ふれあい広場の人
イベントルームやディルームなど
それぞれが一番気に入った場所にいつものように。
これ以前も書いたけど
患者さんも同じで
食事は大きな楽しみの一つ。
特に週末はご家族といっしょというのもあって
だからよけいに。
「ああ食欲の秋!」
これ先輩?の言葉だけど
ただ、今朝はかなりヒンヤリ
あのしばれる冬がもう目の前です。
それでか、今度は、あ~あ……って……
第394話
《怖い 恐い こわ~い!!》
2013年11月2日
クマが出た?
お化けが出た?
いえ、そうじゃなくて
「体がこわ~い……!?」
んです。
よけい意味がわからない?
でしょ?
これ、新十津川町
そして周辺の滝川市や砂川市
たぶん、空知地区の人ならすぐ理解できるんだけど
少なくとも北海道外からの人は
「??」
になっちゃうんです。
この「こわ~い」の意味なんだけど
「体調が悪い」
「自分の体、どうなっちゃうんだろう?」
といった体の状態を表す言葉。
かといって重症とかじゃなくて
まだ病気の初期段階、で
「これからもっと悪くなりそう」
といったその不吉な予感で
「こわ~い!!」
なんです。
それで会話の中で唐突に
「あ~、こわいこわい」
とか
「今日は何かこわくて」
なんて言うものだから
知らない人は??になっちゃうんです。
北海道に方言はないっていう人もいるけど
たぶんこれ、方言だよね?