第370話
《これって1年? かもね?》
2013年8月30日
今月は、8月は何があったかな?
やっぱり4頭のポニーかな
なんて考えてたら
「1年は365日
とすると370は・・・」
って、前話に続いて話数が気になって。
そうなんですよね
日記を毎日書いたとして
365日で1年が終わり。
だから370話は2年目の5日。
そう思って今度は最初から読み返していたら
「そうか、この日記もずいぶん続いたんだ」
と、満足というより寂しいような
何か感慨深くて・・・
だって、その話を書いた時、その時の
記憶がよみがえってきて
それはそれで楽しいんだけど
年を、つまり年齢も重ねてきたんだ?
って・・・
??? 変な顔?
アッ、すみません、これ
私には似合いませんでした。
いま00先輩が私の前に立ってそんな顔を。
いえ、私の表情を真似してるんです。
やっぱりもう秋かな?
だって、私がこんな気持ちに
たとえ一瞬でもなっちゃうんだから。
枯れ葉舞う夕暮れ(父の好きな曲?)ではなく
天高く00肥える秋(祖父の言う)
みんな、この精神で
いつものペースで秋を楽しみます。
ですよね、先輩?
でも、少し控えたほうがと・・・
いえそんな、先輩の話ではなく私の・・・ですから
第369話
《今日は3の倍数で 意味不明?》
2013年8月28日
カゼの熱が引いてやっと朝食が。
携帯の右の縦列(たてれつ)369を見ながら
「369話は何を書こうかな?」
って、私が言ってたら横で父が
「サブローキュー、マージャンだな」
なんて、わけのわからない事を。
出勤してその事を病院で話してたら
00先輩が
「確かにそれマージャン用語だよ」
って。
マージャンは牌(はい)を3枚ずつ集めるから
3の倍数の数字が重要になるって。
だから3,6,9
最初が1の場合は、1.4.7
最初が2の場合は、3,5,8 なんだって。
でもやっぱり??……だよネ?
と、今度はみんなで首かしげてたら
数学が得意?だったって自慢する00先輩が
「369は3で割り切れるよね。
2013年8月28日の2,013,828も
3で割り切れるよね」
って、ますますわけの分からない話を。
数字を足し算して、それが3で割り切れったら
つまり2,013,828を足し算すると24
だから3で割り切れるんだって。
で、他の数字で実験してみると
なるほどなるほど……
だけどこの知識、何かの役に立つかなあ?
そこへ顔を出した「お茶の水博士」(わかりますか?)
「物質は3角形だよ」
って、私には不思議な説を。
だからもう何が何だか混乱状態。
というような、今日は変な一日の始まりでした。
第368話
《夏の終わりは浴衣姿で》
2013年8月24日
お盆が終わると
空知地方はお祭りの季節
深川市から始まって昨日今日が滝川市
そして今日明日は砂川市
石狩川に沿って北から南へと
そんな感じかなって思ったりしたけど
沼田町の「夜高あんどん祭り」(第63話)も
昨日今日だから
空知一帯がお祭り一色。
もう夏祭りとは呼べないかもしれないけど
神社祭にはやはり浴衣が。
だから祖父のいつものおだて(第47話)にも乗って
昨夜は浴衣姿で
「滝川市の屋台通りにくりだしてみよう」
って
「その後はピザ屋さんでワインも飲んで」
なんて友達とも相談してたのに
いざその時間になると突然の雷に豪雨
ほんと「アレレ」でした。
結局、ピザの計画も中止になったのだけど
ワインだけは飲みました
つまり家で。
そうなると祖父が地元日本酒・金滴を
そのうち父が入ってきて
そして母にも勧めるから
だんだんにぎやかになって
父の歌(第52話)にと……
そうです、ご存知「網走番外地」
高倉健さんになりきっていました。
浴衣は着られなかったけど
家では良いお祭りでした。
第367話
《チューリップ 10万本計画》
2013年8月22日
まだまだ残暑続き
時々スコールのような雨があったりするけど
空を見上げるとギラギラ太陽
エレベーターでの会話は
「いや~疲れます」
お盆過ぎてもこの暑さ
北海道人には未知の世界かも。
ただ病院から新十津川駅にかけての
花々にとっては生育の援軍
更に艶やかに華やかに咲き誇るだろうと。
そんな会話で始まった花飾り委員会
「来春はもっとチューリップの数を増やしたら」
「線でなく、面で楽しめるくらいに」
という意見が続出。
で、そうなると
「どんなチューリップなの?」
「私に似合うのじゃないとね」
いつものけんけんがくがくとなったとか。
結果というか結論としてなったのは
「いっそうの事、今のコスモス畑の所も全部」
「病院の前、道路に沿ってもチューリップを面で広く」
なんてスケールがだんだん大きく
実現は逆に難しい話に。
だって、言うのは簡単だけど
今年でさえ1万5000本くらいあったはずだから
「それって10万本は必要じゃない?」
確かに……
しかししかしこの流れ
それが現実的になりつつあるそうなんです。
これもいつもの調子で
「やるからには徹底的に!!」
その精神でやってみようよって。
ムムムッ……これ、今はそうとしか……
第366話
《夏休みが終わって……》
2013年8月19日
前話で、夏休みが20日までって書いたのに
今朝、外を見てたら
小中学生たちが通学中
「あれっ?」
そうか、今日から2学期
昨日で夏休みも終わりでした。
自分の事でもないのに
自分にはとっくに関係なくなっているのに
何か急に寂しくなりました。
出勤してからも
そんな事考えながら空を観ていたら
トンボが、アキアカネが飛んでいて
やっぱり夏も終わり
「もう秋なんだよね」
って、はい、これ隣で00先輩が。
そうなんです
00先輩はこの季節になると毎年
窓の外を見ながらこうなっちゃうんです。
「理由?」
そんなこと聞けるはずが……
でも、かく言う私も最近何となく寂しく感じるから
先輩に近づいてきたのかも?
「ちょっと嫌だな?」
(いえ先輩が ではなくて)
なんて考え込んでたら
案の定、周りから
「また似合わないことを」
って声が。
そうか、そうでした。
私はいつも熱い熱い?夏?でした。
これは患者さんからの言葉です。
第365話
《今日は子供たちの小旅行日》
2013年8月17日
北海道の夏休み、多くは20日まで
その最後の思い出作りにと
今日は恒例の子供たち小旅行
春、夏、秋の年3回
昨年から始まり今回はその夏編です。
新十津川駅9時25分着の1番列車
歓迎踊りをしたあと
いつものお見送りではなくそのまま列車に
そして今度は自分たちが
新十津川音頭のメロディーに送られて
「行ってらっしゃ~い!」
「また来るね!」
子供たちも車窓から満面の笑みで手を振りながら
新十津川音頭を歌っていたそうです。
患者さんたちも廊下の窓から
一所懸命手を振っていました。
空知中央病院内保育所「のびのび」
その名の通りみんなのびのび
いつも元気に笑顔を振りまいて
患者さんは勿論の事
お見舞いの人たちスタッフたちのアイドルです。
なんたって暗くなりがちな病院が明るいのも
この影響が大きいはず
そんな話で病棟は今日も盛り上がりました。
そんなこんなで最近
自分の子供時代の写真を持ってくる人が。
その一人00先輩
「どう?」
って、最初は親戚の子供の写真なんて言ってたのに
みんなが
「かわいい!!」
って言ったら、自分だって。
「子供時代はみんなかわいいのよ」
本人と写真を見比べながら
さっそくジャブ?が飛んでいました。
第364話
《ポニー祭り もう一度》
2013年8月15日
ポニーが4頭になって
夏休みで、お盆で帰省中で
新十津川駅ポニー牧場はにぎやかに。
というわけで
雨で流れたポニー歓迎祭りを一部でもと。
保全の人達が駅前にテントをたてて
エサに好物のニンジンや果物を用意して
ヨーヨーやカラーボールに風船
そしてくじ引きまで
「これいくら?」
集まった子供たちが聞いていたらしいけど
全部無料です。
午後3時から4時までだったけど
患者さん、お見舞いのご家族
保育所含め子供達も
延べ100名近くは集まったかな?
用意した物が全部なくなったもの。
ポニーも大喜び
駅舎も今日は寂しくないと大満足
いえ違った
今日も寂しくないでした。
というのは連日多くの旅の人が
列車を降りてくれるからだけど
車で来る人も多く
若い友達連れだったり
小さな子供もいる家族だったり
定年後であろうと思われる人
それも一人だったりペアだったり
ほんと、バラエティーに富んでいます。
それと子供たちの歓迎踊りを知っている人もいて
中にはお土産まで持ってきてくれるとか。
みなさん、ありがとうございます!!
第363話
《お盆やすみだけど》
2013年8月12日
少し蒸し暑い夜
どこかから盆踊りの歌と音楽が
そして威勢のよい掛け声と太鼓の音も。
「北海名物 かずかずコリャあれどヨー
おらがナー、おらが国さのコリャ
それさナー盆踊りヨー
ハァ、エンヤーコラヤ
ドッコイチャンチャンコラヤ……」
北海盆唄のようです。
方角からすると新十津川小学校か図書館あたり
患者さんたちも耳を傾けています。
夜勤のみんなも何か動きがリズミカルに。
これふしぎだよね
盆踊りの音楽を聴いてると
自然と体が動いちゃうんだもの。
わたしだけかと思ってたらみんな
なぜか気分が高揚してくるというかウキウキ
この日記を読んでいてくれいてる人達も
たぶん同じだと。
いま全国各地、特に地方は盆踊りの季節
故郷への帰省の人達も盆踊りはうれしいみたい
私の友達もいつも浴衣着てくるもの。
「そうだ、これに花火があればね」
なんて患者さんたちと言ってたら
窓の向こうに本当に花火が。
そうでした、今日は滝川市の花火大会
次々に大輪が打ちあがっていきます。
思わず拍手!!
花火を観ながら盆踊りの唄と太鼓を
患者さんたち
「いいよね」
「これぜいたくだね」
寝苦しい夜も、今日は特別だよ~
第362話
《一転 雨が……ちょっぴり残念》
2013年8月9日
早朝から急に雨が降り出して
昨日も一昨日もホント蒸し暑くて
だから窓を開けて寝てたら
その大きな音で目が覚めちゃいました。
ここ中空知ではクーラーのある家は
ほとんどないんだけど
近年こういった寝苦しい日が
夏の間に2,3日って
特に今年はちょっと回数が多くて大変
エレベーターでの会話も今日もそんな話題で。
でも00先輩が言ってたけど
「お盆を過ぎたらこれもすぐ懐かしくなるよ」
確かに、8月も後半に入ると
朝晩、急に冷えてきて
日も短くなってきて暗くなるのも早くなり
だから何となく寂しくなってきて
そう、誰かが言ってたけど
「そう思えば蒸し暑いのもがまんできる
楽しめる」
なんて……でも、楽しめる?まではね……
ただ、この雨で花は元気に
力一杯大きく咲いていてくれています。
コスモスも花が咲いているもの
まだ10センチ余りの背丈のものと
育ちがチグハグだったのだけど
これで一挙に伸びて月末近くになると
満開になってみんなを楽しませてくれるはず。
遠く旅の人、楽しみにして来てね。
そう、そして駅ノートにね!!
第361話
≪ポニー親子 二組来たよ~!!≫
2013年8月7日
ポニーのいる終着駅、新十津川駅
昨日、予告とおり新たにポニー親子が二組
だから牧場も急ににぎやか
というより何か手狭になったような感じ
だって、あっちこっち走りまわるんだもの。
名前はいま募集中
たぶん、また保育所の子供たちがステキな名を
決まりしだい知らせるからね。
しかし大人のポニーだけでもかわいいのに
それがもっと小さな今年生まれたばかりの子供たちだよ
チョー ワイイー!!
だから子供たちだけでなく
患者さんたちも窓からみつけて
「散歩に行こう!」
って、元気元気
私たちスタッフだってウキウキ
もう何枚も写メ撮ったもの
ここ当分はこの話題でもちきりだと思うわ。
でも子供たちの患者さんへのリハビリ効果は
過去の経験でわかってたけど
このポニーというか
動物の持つリハビリ効果ってすごいよね。
寝たきりで、あまり動こうとしなかった患者さんまで
「早く早く」
って、その準備を待っていられないくらいだもの。
それにご家族のお見舞いも多くて。
夏休みのあって遠くからも
そしてお孫さんも一緒に
香りおただよういっぱいに咲く花園を
そして駅への小旅行散歩と
ホント、みんな心から楽しそうだもの。
旅の人たちも、ポニーのいる終着駅
ぜひたずねてきてね!!
第360話
≪夏はやっぱり北海道≫
2013年8月5日
7月の新十津川町ふるさと祭りの時
滝川市周辺の宿泊施設はどこも満室
NHKの取材の人たちが泊まるところがない
って困ってたらしんだけど
その状態は今も続いているらしくて
事務の方で困っていたけど
これ、すすきの祭りの札幌市だって旭川市だって同じ
全北海道がそうだって。
そんなこと昼休みに話していたら00さんが
「飛行機も北海道便はやはり満席だってよ」
そういえば、帰省した弟も同じこと言ってたから
日本全国から人が集まってきているってことだよね。
で、新十津川町は? 新十津川駅は?
となるのだけど
来てます来てます、列車がにぎやかに。
それに子供たちも今は夏休み
幼稚園と兼ねてる子供たちは逆にこちらだけ
普段より年長者の預かり人数が多く
ここも毎日にぎやか、
となるとというか、だから土曜日だけでなく
毎朝の列車歓送迎でも子供たちは
例の踊りを披露しています。
だから想わぬ歓迎に
旅の人たちも驚くやら感激するやら
ホント、喜んでくれているみたいです。
それに駅ノート
色々な地域から色々な人が
そして色々な感想を書いていただいて
スタッフ一同読むのがうれしくて
「よしガンバルぞ!!」
って新たな勇気と元気が。
全国のみなさん、ありがとうございます!!
第359話
《弾丸ジャッキー 泥ブリッジ選手権②》
2013年8月2日
さて、357話の結果は?だけど
NHKで10月にこのテレビ放送があるらしく
だから今は秘密……ということで
ゴメンナサイ。
で、2連覇をかけた当院スタッフはというと
優勝こそ逃がしたものの
見事、2位、4位でした。
なんたって出場希望者が100名を超す中
抽選で32名がまず選ばれ(当院は5名)
そこからのトーナメントで
ベスト8まで勝ち残った人たちの
何と4名が空知中央病院。
そうです、半数を占めていたんだそうです。
それだけに、仲間同士の闘いも
2度あったりしたのですが
リハビリ科の理学療法士のA先生が決勝に。
ただ、レーンの不利もあって惜敗したとのこと。
何か、二つのレーンの内
右レーンは先の方に近づくと下りになっていて
スピードもないのに止まらず
スローモーション映画のように
ゆっくり落ちていってしまうとか。
前年度チャンピオンのYさんも
順調に勝ち上がっていたのに
右レーンで敗退したんだそうです。
しかし当院の40名を超す大応援団
子供たちの太鼓演奏も後押し
弾丸ジャッキーの二人も
「前夜の特訓仲間だ」と
当院スタッフの名前を呼びながら応援
会場は大いに盛り上がったとか。
う~ん、だからわたしも行きたいって
シフト変更お願いしたのに
だけど、出場じゃないとだめって……残念!!