第462話
《滝川市の菜の花 ステキだよ~!!》
2014年5月30日
明日31日と6月1日
おとなり滝川市では恒例の
『たきか菜の花祭り』
江部乙地区の丘陵地は至るところ菜の花畑
車で走っていると
遠くからでも見つけられるよ~!!
上記2日間のイベント以外にも
6月8日までは「花の花ウィーク」として
滝川市道の駅からジャンオタクシーで
ちょうど見頃の場所を案内してくれるんだからネ。
空知中央病院でも
「明日も楽しみに委員会」の主催で
一昨日から昨日と2日間
題して患者さんやそのご家族と
バス花見ツアーに行ってきました。
この試みも今年で3年目
他にも「新緑さくら花見ツアー」
「ラベンダーツアー」「ひまわりツアー」など
その時期時期に合わせ
色々な楽しい企画に挑戦しています。
もちろん患者さんは大喜び
普段病院に閉じ込められているだけに
外の空気と言うか
その風の音や香り
視覚、聴覚、触覚にも良い刺激をうけ
元気が勇気がでてくるみたいです。
これは私たちだって同じ
普段職場と家の往復だけで
それほど変化のない生活
大自然の中に入ると
その息吹をエネルギー感じてパワーアップ。
旅の人、ぜひ「たきかわ菜の花祭り」に
そして新十津川駅にも来てね~!!
ここぞパワースポットだよ~!!
第461話
《子供たち恒例の 春の列車旅》
2014年5月27日
先週の土曜日(24日)
院内保育所「のびのび」の子供達
恒例の札沼線の旅、学園都市線の旅で
月形駅までの小旅行でした。
今年で3年目だけど
初めての子もけっこういて
いえ、それでいうと新任
初めての先生もいて
大はしゃぎ、大感激でした。
北海道はどの季節もステキだけど
私的には春が一番
本当は木々が新しい息吹で
それが淡く色とりどりに輝く
そして山桜やコブシも咲きほこる
できたらもう10日位早い方が好きなんだけど
この季節だって至る所がタンポポなどの花畑
新十津川駅だってチューリップが一杯
だからやっぱり札沼線はステキ!!
ってネ。
それでちょっと話は変わるんだけど
子供達、この旅のこと
深く記憶に残ってくれるかなあ?
って思う事が。
だって、保育所の子供達
多くがまだ2,3歳
私の一番小さい頃の記憶って
5歳の誕生日だもの。
でもでもです。
心理学の先生いわく
「具体的な記憶には残らなくても
潜在意識の中にあって子供たちの成長に」
って太鼓判!!
でした。
第460話
《咲いた咲いた チューリップの花が ②》
2014年5月22日
満開と言いたいんだけど
前回(第458話)の内容が続いていて
一部満開、一部はまだまだ
たぶんその満開は来週後半あたりかな?
ってネ
そんな話で病棟は……
ホント、自然はこちらの思う通りには
なってくれません。
「6万ほどのチューリップ
一度に咲いたら壮観だろうね!!」
っていう期待(第389話)は
ここに至っては断念せざるをえないようです。
ただ、ただそうは言っても
物事は考えよう。
本来チューリップの見頃は短いんだけど
少しずつ色々な種類が咲いていって
次から次へと変化のある花盛りとなって
患者さんもそのご家族も
そして私たちスタッフも
それを楽しみに観られる期間が長くなるのだから
それはそれで感激~!!
ってね、だよネ?
あっそうだ、それに他に一つ朗報が。
以前、関東の東秩父牧場でいただいた
シャーリーポピーの種を撒いた事を書いたけど
去年は全滅
それが今年はちゃんと芽を出していました!!
場所は病院駐車場への正面入り口左右
マバラであったり全く生えてない所もあるけど
かなりの数だから
またポピーは枝張が多いから
結構見ごたえのある景色になるかもよ~!
これもお楽しみ、お楽しみだからネ!!
第459話
《春の大?歌謡大会だよ~!!》
2014年5月20日
先週、恒例の歌謡大会
今回はただ歌うだけじゃなく
各病棟患者さんの対抗戦
当然病棟スタッフも
いっしょに歌っての応援です。
といっても競争ではなく
楽しく時間を過ごそうがその趣旨だから
歌が始まると自然と集会場は大合唱になったとか。
出演者の平均年齢は当然高く
最高齢者は102歳
歳なんか感じさせない力強さで
ソーラン節を声高々に
そしてそれが本当に楽しそうで
周りのみんなが勇気と元気をもらいました。
またある患者さんなんかの場合
その透き通った伸びのある美声
目をつむって聴いていると
20代かと錯覚するくらいで
歌い終わると一時静寂が
そしてわれんばかりの拍手に。
歌の種類はやっぱり演歌が
また歌詞の内容は恋愛物が多く
やっぱりいくつになっても青春
これ、先生の話だと医学的にも立証されてるとか。
ひとつは肉体的に
歌を歌うには呼吸、筋肉の活動をあげ
体全身を活性化させること。
だから食事も楽に美味しく食べられます。
また精神的にもストレスの解消だけでなく
歌はその時代時代を思い出させ
自然と当時の気持ちになっていって若返る。
「じゃあ、毎日歌えば10代後半に」
00先輩たちはその夜カラオケだったそうです。
結果?
う~ん、ここでは言えません。
第458話
《咲いた咲いた チューリップの花が……》
2014年5月15日
という歌があったと思うけど
空知中央病院正面や
裏庭のチューリップはその歌のように
色とりどり
色鮮やかに並んで咲いています。
ただ残念なのは
全体でみればバラバラ
まだ咲いていない花も多いんです。
今のつぼみの感じだと
あと数日はかかるかもと……
これどうしてそうなったか?
まず一番は品種
今年初めて感じたのだけど
黄色い花が一番先に咲くみたい。
そして第二番
それは雪の量
駐車場から除雪した雪を高く積んであったから
そこだけ雪解けが遅く
チューリップの苗の成長も遅いんです。
だからまだマバラ。
それともう一つ
これは予想はしていたものの
それ以上の悲惨な事が。
ブルドーザーでの除雪の為
雪だけでなく地面も
つまり植えてあった球根も
全て雪と一緒に取ってしまったんです。
しかたがなかったんだけど残念。
だから来年はそれも計算して
いえ逆手にとってのステキなレイアウトをと。
という風に多少の問題はあったものの
これからが楽しみ楽しみ
全部咲いたらどんな風に見えるんだろうね!!
患者さんもそう言いながらソワソワです。
第457話
《サクラ まだ花盛りだよ~!》
2014年5月12日
風も弱く好天続き
「サクラは?」
って見上げたらまだまだ花盛り
「さすが!!」
って、00さん。
これ何を言っているかというと
花盛りが今も続いているっていう意味だって。
「でも00さんの歳は……」
なんて後輩(今や私にも後輩がい)の
00さんが私の耳元でそっと……
私の返事?
いえ、同意なんてしませんから
だって後が大変だもの。
いえいえ、本心から同意は……
というのは、誰かも言ってたけど
本州なんかで主流のソメイヨシノは接ぎ木で
華やかでではあるけどパッと散るし工的
更に木の寿命も60年ほどと短命。
それに比べここ北海道のサクラは
エゾヒガンザクラをその祖としたものが多く
華やかさは一段落ちるとしても
花びらのピンク色が鮮やか
また艶やか
その花の盛りも長く
樹齢も環境が整えば200年も。
そうです、ここ中空知の
空知中央病院の女性陣と同じなんです。
「そうか、私もそうなんだ」
後輩の00さんも笑顔で同意。
この話題
病棟ではスタッフだけでなく
患者さん、そしてそのご家族も含め
大花盛りでした!!
第456話
《山わさび 探しても見つからないって》
2014年5月9日
誰かが「山わさび」って言ったら
道外の人達は伊豆や信州の
山間の清流で育てられる一般にいう「わさび」
を思い浮かべるだろうけど
北海道というかここ中空知の人達が言う場合
野や山に自生している別名「田わさび」
を指す場合の方が多いみたい。
これ、第16話でも書いたけど
明治時代にヨーロッパから食用として北海道に移入した
「ホースラディッシュ」
直訳すると「馬ダイコン」
で、こう言うと
「何それ!? 食べられるの?」
て道外からの人達に必ず言われるんだけど
「それが美味しくて美味しくて」
って、これも私の周りで多くの人が。
ただこの山わさび
祖父に聞くと20年位前までは至る所に
それも邪魔になるくらい自生してたらしいんだけど
それが最近は中々みつからないんだって。
食するには今が一番の旬
先週末00さんが学園・吉野あたりから
浜益方向へあちこち走ってみたけど
「全然」って言ってたもの。
といってもこれからは山菜採りの季節
フキノトウ(これはうんざりするほど)
は終わったもののそのフキ
そしてウド(これも探せば結構あります)
タラの芽、コゴミなど野山は山菜の宝庫。
でこの週末、父が行くというので母も。
だから私もって言われてるんだけど
「よした方がいいんじゃない?
あんたの場合は足手まといになるだけだから」
なんて周りのみんなはネ……
第455話
《桜が咲いたら やっぱり春!》
2014年5月7日
「ここ中空知
新十津川町の春はいつから?」
と聞かれれば
3月、白鳥が本州から戻ってきたら
フキノトウが芽を出せば
4月、クロッカスやスイセンの花が咲けば
なんて色々考えられるのだけど
視覚的にも肌感覚的にも、やっぱり
「サクラが咲いたら!!」
ってなんだよね。
このサクラ、「連休中に咲き始めれば」
くらいに願ってたのが
3日ころ咲きはじめと思ったら
木ごとと言うか
その桜の種類によっては違うけど
6日には一挙にそのまま満開に。
ただ6日は午後から一時みぞれが降ったり
今日も冷たい風が吹き
花もちょっと小休止っていう感じだけど
風さえ吹かなければ
逆にこの週末まで持つんじゃないかって
旅の人、遅い春をお楽しみにね~!!
そうだ、もし平地が散ってたとしても
山間の方は満開のはずだよ。
萌黄色の淡い新緑に交り
白いコブシの花とともに
野生のエゾヒガンサクラがあちこちに点在
それが何とも言えないコラボというか
素敵なコントラストで
ホント、いつまでも見とれてしまうんだから。
私はそんなこれからの景色が大好き
休みには車を走らせながら楽しみます。
……周りで誰かが何かを??
はい、いつものように00先輩が
「私のことね」って独り言?を……
第454話
《赤平市の蘭(ラン)フェスタ》
2014年5月2日
もう先月終わった話なのだけど
上記「蘭フスティバル」
その写真を借りられたので一言をと。
ただ、そうは気負ったのだけど
蘭(ラン)の美しさはわかっていても
またその愛好家の多さも知っていても
実際の知識は乏しくて
で、いつものようにウィキペディアなんかでと。
結果はムムム……
これ、「最も」とか、美辞麗句の多いこと。
例えば
南極以外の熱帯から亜寒帯のほとんどに分布
被子植物の中で最も後の種で
2万種類と最も種が多く
種間雑種が最も容易にできやすく
ということは
今も種類が増えていることだし
中国や日本では昔から珍重されていて
100万円を超す物まであって
更に蘭花の意味は
「芳しく美しいもの」
芝蘭なんては
「性格、才能、仁徳の優れた人」
という意味らしく
だから00先輩なんか急に蘭ファンになって
「そうか、私をさす意味なんだ……」
勝手にそういって感激しているし
どうも蘭花は
男女とわす人を惑わす魔力?ひめているたい。
確かにきれいだよね。
観た事もない種類も一杯。
私もぜひとも来年は行って