第496話
《北海道人 中空知の人は若い?》
2014年9月29日
なんていう説がチマタに。
といってもこの「チマタ」
ここ新十津川町や滝川市、砂川市などで
更に詳しく言うと
それら地域から通勤する
わが空知中央病院スタッフたちを中心として
その周りだけに広がっている「うちわ」の話
端的に言うと自分たちの都合の良い解釈
言い方を変えれば「てまえみそ」。
これ「何だバカバカしい」
って言われそうだけど
道外から来た多くの人の話だから
「まんざらでもって思ってても良いんじゃ」
と言うのがわが先輩たちの意見。
私?
実は私も内心は……
で、この節の根拠として
魚貝、農産、畜産と豊富で新鮮な食材
自然も豊かで広い大地
勿論、水も空気も
そして人間関係にストレスも少ない
だって殺人なんていう大事件はめったに。
以前、ある人の話で
「ここではミステリー小説が書けない」
っていう話を書いたけど
ウィキペディアによると
文学などフィクションのジャンルでミステリーとは
「事件や犯罪の問題解決への捜査を描いた
推理小説などの創作物」と。
という事はやっぱり重大犯罪
それが起きないと言うか
起きそうにない環境、雰囲気
それが北海道、中空知
だからストレスもなく生き生きと「若く」だよネ。
えっ? やっぱりてまえみそ?
第495話
《新十津川駅は 珍百景?》
2014年9月25日
昨日テレビ朝日系の「珍百景」で
新十津川駅と子供達
空知中央病院内保育所
ドリームワールドのびのび
の園児達の歓送迎風景が出てたけど
まだまだ全国的には珍百景
いつかそれが本当の風物詩になれば
って皆。
更衣室ではスタッフ同士
そんな会話で始まったんだけど
病棟にあがったら患者さんたちも。
そうなんだよね
この新十津川駅一番列車歓送迎
始まってからもう3年余り
子供達有名になりたくてやってるんじゃないけど
やっぱり多くの人に知ってもらいたいものね
それで新十津川駅を訪れる人が増えれば
ホント最高だよね。
黄金色の石狩平野は稲刈り真っ最中
そんな中
コトンコトンと札幌へと遠ざかっていく
小さな一両列車の後ろ姿を観ながら
00先輩にしては珍しく?
真剣な表情でつぶやいてたら
(怒らなで下さい)
「そうなんだよね、窓から観てるだけで
もっともっと元気が出てくるからね」
って
今年88歳の米寿を迎えた00さんもしみじみと。
今日はなんだかだんだんしんみりというか
ちょっと感傷にふけるような
これこそ珍しく静かなスタートになったけど
やっぱり秋なのかな……
第494話
《天候不順が続くけど……》
2014年9月19日
「ワッー良い天気!」
なんて大空を見上げてたら
急に黒雲が近づいてきて雨
それも大粒のどしゃぶり
ガラガラと恐ろしげな雷まで轟ってきて。
というのがここ3、4日の天気
00さんなんか
「ほんと気分屋なんだから」
って空だけじゃなく私の顔まで。
ブブー!!
私は気分屋じゃあなくて
悲しい事というか嫌な事も何かの瞬間
すぐ忘れてしまうだけ
患者さん達だって
「それ良い事だよ」
ってほめてくれてるんだからね。
だよね?
なんて00さんに無理やり同意を求めたら
横から今度は000さん
「そうそう、ないたカラスがまた笑う
これ、良い意味でだからね」
だって。
それ昔の子守歌の歌詞らしくて
今度はどこからか
「やっぱり」
って声。
これ喜ぶべきか悲しむべきか
そのリアクションに迷うんだけど
確かにあたってることはあたってるからなあ……
ともかく今日も昼休みはにぎやか
ついつい食べ過ぎちゃっています。
で、これは私以外の人の事??
スミマセン……
第493話
《秋は種取りだけど……》
2014年9月16日
新十津川駅周辺のコスモス
まだ見頃が続いてるよ~!!
そうなの
先週末から連休にかけて
空知中央病院へのお見舞いの人達
そして地元含めた花見の人達が来てくれ
結構にぎやかだったんだけど
「でももう週明けには花は終わりだろうな?」
なんて
内心ちょっと寂しさも感じながら
今朝出勤してきたんだけど
ディルームから外をのぞいてみたら
いえいえまだまだ花盛り
駅周りも病院周りもピンク色に染まっていました!!
ただ気持ち艶やかさがなくなったかな?
とは思ったのだけど
なんの、近くで観ると
一つ一つの花弁は艶やか鮮やか
「なのにどうして?」
って一面wo見渡しながら私なりに。
で、その結論は?
って、これ病棟に戻った時のみんなの声.
それにその目は絶対疑ってる。
でも今日は大丈夫
一応私だって考える時はあるんだから。
というわけでスラスラと
「1週間前に比べ白い花が多くなったって感じ。
だから遠目からだと艶やかさが中和されるんじゃ」
なんてネ。
みんなの反応?
それが00後輩なんか
「ブブー!、その答えつまんな~い!」
他の皆も同じ顔してたけど
どんな答え待ってたんだろうね。
第492話
《大雨洪水特別警報発令……!?》
2014年9月12日
これ昨日の話
朝目が覚めてカーテンを
そうしたらまだ薄暗く
「あれっ? 早すぎた」
と思ってまた眠ってたら突然の轟音
雷でした。
それでとび起きたのだけど
時間はもう7時を過ぎてて今度は大慌て。
そうなんです
空はどんより重くまた暗くて
時間を間違えちゃったんです。
あの雷にはホント驚いたけど
両親はもう作業でいなかったから
あれなかったら間違いなく遅刻でした。
列車も止まっちゃったんだって。
だから札幌からの先生は急きょバスで。
だけど不思議
札沼線・学園都市線は動いてたんです。
だからそれに乗れば
新十津川駅までこれた事になります。
以前、豪雪でやはり本線が止まった事あったけど
あの時も札沼線はOK
少し遅れたものの列車は新十津川駅に着きました。
札沼線・学園都市線 エラーイ!!
これ札幌からの裏ワザ~だよ~!!
といった話で今朝も病棟は大盛り上がり。
それに外は一転秋晴れの空
コスモスも満開で
「いや~きれい!!
後で散歩行こうよ」
って笑顔の患者さんたち。
ホント、最高。
旅の人たち、そして近隣の人達
だから
この週末もね~!!
第491話
《新十津川神社大例祭
雨だったけど……)
2014年9月8日
前話490話でも心配した通り
あのまま雨が続いて。
だけど雨の中
お神輿や獅子舞の人達も来てくれて
待ちに待っていた患者さんたちも
大喜び、感謝感激でした。
まず最初、午前中に子供神輿が。
ドンドンドン、ピーヒャラピ-ヒャララ
太鼓や笛の音が聞こえてきて
「もう来る時間?」
って外をのぞいてみたら
「わっしょいわっしょい」
町内会子供神輿の巡回でした。
子供達、新十津川駅にも行って
一番列車のお迎えまでしてくれました。
そして午後からいよいよ本番
患者さんたちも玄関前に集まって
空模様を心配しながら今か今かと。
ホントこの時の時間が長いこと。
でもご心配なく
宮司さんや獅子舞
そして神楽の人たちも。
何でだろうね
こういう時って心が洗われるような
何か穏やかな気持ちに
そして自然と微笑が出てくる
患者さんたちの表情を見ながら
そう思いました。
そうしたら隣で00先輩が
私の顔をふしぎそうに見ながら
同じ事を……でした
第490話
《新十津川駅花畑
この週末から来週が見頃だよ~!!》
2014年9月4日
昨日までの晴天続きから
一転今日は小雨模様
午後から新十津川神社大例祭のお神輿がくるから
患者さんたちと空を見上げ
ヤキモチしながらこれ書いてるのだけど
駅や空知中央病院周りの花畑からすると
この雨は恵みの雨。
例年この新十津川神社祭の頃が
一番コスモスなんかが咲きほこってた時期なんだけど
今年は一部満開の所があるものの
生育がバラバラだったから全体的にみればまだまだで
これを解消させるには雨しかなかったからです。
それにここしばらくの乾燥した快晴続きで
「少し元気をなくしてきたかな」
って思ってた時のこの雨だからね。
明日も小雨が残るらしいけど
明後日からはまた秋晴れの予想。
とすると花々についたほこりは綺麗にとれて
この週末はたぶん秋の光にまぶしいばかり花畑
そしてそれは次の連休くらいまでは続くと思うから
これからが最高だよ~!!
列車が新十津川駅に近づくと
右窓にはコスモス、キバナコスモス
そしてその奥には色とりどりの花壇
といった空知中央病院の裏庭が見え
保育所を過ぎるとポニー牧場。
駅舎の周りも変化をつけたから
場所場所色々カラフルなコラボで魅了してくれるよ。
患者さんたちだけでなく
いっしょに散歩する私たちも心ウキウキ
時間も忘れて会話が弾むんだからね。
というわけで
さあ、みんなみんな
今こそ新十津川駅だよ~!!
《新十津川駅前ライブコンサート》
2014年9月1日
もう1週間前になるのだけど
新十津川駅前広場?でコンサートが。
駅前コンサートとしては
3年前〈66話〉が始まりだから
実質的には3回目になるのだけど
今回のメンバーでは2回目。
空知中央病院保全課の00さんをリーダーとした
5人グループのエレキバンド
その名は「ひなと」
これ、お孫さんの名前だそうで
いわゆるオヤジバンド~だよ~!!
父もそうだけどこの世代は
良い意味でも悪い意味でも個性派
〈父の場合はどっちだろう?〉
また趣味にかけてのエネルギッシュ派
当日はフラダンスありのバラエティーにも富んで
これも大盛況~!!
ただ487話の滝川祭りと同じ日だから
そうです、雨でした。
だから雨間に患者さんたちもと狙ったのだけど
やんだと思ったらまた急に降り出したりと
中々タイミングがつかめず
それに予定時間をちょっと繰り上げ
私が病棟の窓から2回目にのぞいた時は
もう終わりでした。
患者さんたちもガックリ
だけどリズミカルな歌が病棟全体に聞こえて来たし
それどころか
「けっこう町の遠くまでも」
「いっしょに歌えて楽しかったよ」
って、休みで家にいたスタッフも言ってたから
みんなそれぞれ楽しめたみたい。
来年もあるからネ~!!