第517話
《今年の3大ニュース その①は?》
2014年12月30日
手前みそになるけど
堂々第1位は空知中央病院6周年記念パーティー
「それが何で?」
っても言われそうだけど
設立以来初めての催しだったし
来賓の人達のメンバー
そしてその祝辞なんかを聞いて
「皆で力をがんばってきたことが
ちゃんと評価されてきてるんだ」
って実感できて
「よし、またガンバルぞ!!」
って、テーブルを囲みながら
みんな感激に顔を見合わせたんだって。
お祝いの花輪の数もすごくて
その数、50を優に超し
会場のあるベルコの建物入口から
奥の大ホールまで延々と並んでたって。
ただ、これだけでは
「だからどうしたの?」
って事になるのだけど
古くからいるスタッフにとっては
ホント、感慨深いものがあったんだって。
それは病院の歴史というより
今の病院(医療法人)になる前
つまり新病院が旧病院を買い取る以前は
当時の経営者の問題で
色々スタッフも苦労したらしくて……
だからパーティーの2次会、3次会
益々の盛り上がりで
翌日公休の人なんか3時過ぎまで騒いでたって。
この気持ち
他の病院勤めの人達にも良く理解ができるだろうと。
それは病院が人の命を預かる所だから
例えスタッフ同士冗談を言い合っていても
内心、いつも緊張してるからなんです。
でも、これやっぱり手前みそ?
みなさん、良いお年を!!
第516話
《今年の3大ニュース その②は?》
2014年12月27日
空知中央病院はベビーブーム!!
これ前にも書いたけど
また一人増えて
看護部約120名余りのうち
現在妊娠中7名
今年出産した人が2名いての話です。
ホント、「空前の」
という枕言葉が似合いそうなこの現象
看護部長さんに言わせるとオメデタイというか
いえ、うれしいような
でも「大変!」っていうか複雑な心境らしいんです。
で、うれしいのはわかるとして
何が大変かというとスタッフ配置。
「スタッフ不足」
って言われてる病院が多いらしいんだけど
空知中央病院はご主人が転勤とか
そういった理由以外あまりやめる人がいなくて
時に「欠員待ち」なんていう
応募者がいたりするらしいんだけど
みんなが産休に入ると一挙に人手不足。
かといって
新たにスタッフを入れちゃうと
お産後復帰した時に人員オーバーになっちゃうから
「当面、欠けた人数でガンバルしかない」
って。
この現象、何で起きたかって思うに
まず、30歳前後のスタッフが増えた事
そして院内保育所「ドリームワールドのびのび」
24時間保育の存在
そしてその活躍から。
「ここに預けたい」
ってみんな。
その気持ちわかるよね。 こどもたち、来年も
患者さんたち、私たちスタッフ
そして旅の人達を元気・勇気づけてね!!
第515話
《今年の3大ニュースは?……》
2014年12月25日
またこの時期になっちゃって
「あれっ? 何があったっけ?」
と考えてみたんだけど
「これ、歳とっちゃう事なんだよね」
なんて、余計というか
思考したくない事が浮かんできて
そんな話をふと00先輩に話したら
「ムッ!」
って、強い視線で話題を制止。
「だよね」
周りをみたらみんなも同意の顔でした。
ムムムムムッ
私だけじゃなかったみたい。
で、本題の3代ニュースなんだけど
昨年と大きな変化はないものの
少しは進化してて
その一、第3位はチューリップ5万4000株
5月に花を咲かせました。
積雪の影響なのか品種からなのか
その満開の時期はエリアによって多少ずれたけど
やっぱりチューリップは鮮やか派手
種類も色々あるからホント素敵でした。
誤算があったとすれば
ブルドーザーで除雪をするから
一部はがしてしまったというか
土といっしょに寄せてしまったこと。
だからこの秋に新たに球根を植えていったのだけど
さて、それが来春はどうなるのか
また今年のように患者さんを
そしてお見舞いの人達やスタッフたち
新十津川駅を訪れる旅の人達の心を和ませてくれたら
そんな思いで新しい年を
みんな楽しみに待ってま~す!!
第514話
《滝川という町は……》
2014年12月17日
昨日から
「何を書けば……??」
って悩んでたら
「滝川市のこと書いたことないでしょ」
って00先輩が。
そういえば、そんな気が。
空知中央病院スタッフ約200名の内
地元新十津川町から約50名
滝川市からは90人余りが通勤してるっていうのにね。
ここ中空知の中で瀧川市は商業の中心
石炭業華やかな頃は
周辺の芦別市、赤平市、歌志内市上砂川市など
炭鉱町から買い物、飲食目的の人達で
列車、車、ホントにぎわったって。
当時人口に対しスナックの数日本一
なんても言われてたんだって。
で、今は?って事になるんだけど
駅前や商店街には当時の面影はないものの
周辺には大型スーパーも数店あるし
やはり中空知中心地の地位は変わりません。
ここ新十津川町の人達だって
その60%以上は滝川市で買い物をするし
瀧川市に通勤する人も多いからです。
それにスナックというか飲食店の数
相変わらず多くて
それも寿司店他、名店というか味自慢の店ばかり。
それにそれに
一つのビルにスナックが10店以上入居
そんなビルがいくつもあって
「これ、大都会なみだね」
本州からの人達も驚いてるとか。
旅の人、一泊して
グルメツアーもいいかもよ。
第513話
《選挙だけど……》
2014年12月11日
いま衆議院選挙期間中
来週の日曜日投票だけど
れからの日本の方向性を決める大事な事なんだけど
何か今一つピンとこなくて。
これ急な選挙という事もあったけど
たぶん町議会市議会議員選挙のように
候補者がたくさんいて
なのに小さなエリアを
選挙カーがグルグル廻っているのと違って
広いエリアでわずか3人で争っているから
めったに選挙カーなんかに出会わないせいもあるんじゃ
今日の昼休みはそんな会話から。
何たってここ北海道10区エリア34市町村
東京都と神奈川県を合わせたより広いっていうんだから
候補者の人だって短い選挙期間で
行けるのはたぶん2回くらいだろうしね。
で、そんな話になっていったんだけど
今日は新しい発見が、いえ知識が。
というのは選挙になるとこの空知中央病院
期日前投票の会場に
そして今日がその日なんだけど
つまり当日投票所に行けない
入院患者さんなんかへの便宜を図ってるんだけど
それがどこの選挙区の投票も可能な事。
だからここ北海道10区だけでなく
3区だろうが7区だろうが
いえ、例え遠く九州の選挙区だろが
遠くからの入院患者さんも投票可能なように
申し込んでおけば投票用紙が送られてくるんだって。
憲法で保証された平等の精神
わかっていてもこんなにも徹底してるなんて
驚きと感動でした。
それに今日の患者さんたち
そしてその真剣な顔
またいつもと違った一面をみました。
第512話
《野は白銀……そしてモチツキ》
2014年12月4日
とうとう、ついに根雪
昨夜からそんな降雪
たぶんこのままだろうね
なんて、窓の外を見ながら
あきらめというか
何となく沈んだ会話
それが今朝の病棟でした。
でも午後からはちょっと様相が
というのはペッタンペッタン
リズミカルな響きが
リハビリ棟の方から聞こえてきたからです。
「これ何の音?」
「もしかして……」
患者さんも何やらソワソワ
そうなんです。
これ、以前書いたモチツキ
お正月に向かっての実験
というのは
モチツキ大会をしようって盛り上がったものの
その経験者が少なく
また、そのモチツキの道具もない
以前やったのは借りてきての話だとか。
ムムッ、困った
って思案してたら
お隣の「明和会」さんから
「2セットあるから」
って1セットがプレゼント
それも大人用だけでなく子供用まで。
みんな大感激
そこで実験・体験モチツキとなったみたい。
その結果は?
「なかなか奥が深くて」
そんな会話だったけど
たぶん、明日は筋肉痛で騒ぐんじゃ